小1の壁対策。退職を考える前に「ファミリーサポート」と「民間学童」を調べてみよう。

私は、昨年長女が小学1年生になるため、正社員からパートになりました。

しかし正社員のまま続ける道もあったのではと後悔している部分もあります。

もちろんパートになり時間に余裕ができて子供たちとの時間が取れたし、学校行事にも参加できて良かった部分もあります。

しかし、大幅な収入ダウンで毎月の習い事の支払いも厳しくなっています。

もう1度、正社員の道はないかとハローワークで調べたりもしましたが、

「年齢制限35歳まで」の壁にぶち当たります。

「年齢制限 不問」の企業もありますが、良い求人は年齢制限を設けているところが多いと思います。

もし正社員になれても、以前より月給が少なくなります。

もし小1の壁にぶち当たって退職を考えている人がいれば、

退職する前にファミリーサポートと民間学童も調べてみることをおすすめします。

ファイミリーサポート

通称「ファミサポ」

厚労省からの事業を各市町村が行なっています。


【どんなことをお願いできるの?】

預かり と 送迎 を組み合わせて、サポートしてもらえます。

「保育園」や「小学校」「学童」へ迎えに行ってもらい、

提供会員さんのお宅で預かってもらったり、塾や習い事の送迎もお願いできます。

通院やリフレッシュのための一時預かりもしてもらえます。

【お願いできないことは?】

子供が病気のときはサポートしてもらえません。

留守の家への送迎もできません。子供の受け渡しは大人から大人になります。

できること・できないことは、細かな決まりがあります。

【時間と料金の目安は?】

私の住んでいる市の場合ですが

30分以内のサポート 500円

平日(7:00~20:00まで)800円/1時間

上記以外の時間帯・土日祝 900円/1時間

キャンセル料は当日からかかります。


【登録説明会は何をする?】

私も先日、登録に行ってみました。

最近利用する人が増えたそうで、私の市では毎週土曜日は登録会を開いているそうです。

もちろん平日も登録は可能です。

15人くらい登録に来ていて妊婦さんもいました。

必要な持ち物 ⇒ 写真2枚 印鑑
登録時間 ⇒ 約1時間

最初の15分は申請用紙の記入とメール登録。

その後、手引きに沿って説明会が始まりました。

【説明会で1番言われたこと】

それは、有償ボランティアということ。

お金を支払っているからと言って、まるでベビーシッターを雇っているかのようにお客様にならないでください。

お手伝して頂いているという気持ちで接してください。

ファミリーサポートは相互援助組織ということを何度も仰っていました。

これが会員同士の1番のトラブルの原因なのだと感じました。

ファミサポについて簡単に説明すると

提供会員⇒育児の援助を行いたい人

依頼会員⇒育児の援助をしてもらいたい人

2つの会員同士で支えあう組織になります。

ファミリーサポートセンターはあくまで会員を仲介するという立場です。

【サポートを受けるまでの流れ】

①「ファミサポ」にサポートしてもらえる人を紹介してもらう。

まずファミサポへ依頼をします。

どのようなサポートが必要かを伝え、サポート可能な提供会員さんを紹介してもらいます。

②提供会員さんへ電話

ここからは、会員同士でやり取りをします。

ファミサポに教えてもらった提供会員さんへ自分で電話をします。

そして事前打合せの日時や場所を決めます。

日時と場所の決め方は、サポートしてもらいたい内容で決めます。

保育園の迎えをお願いしたいのであれば、保育園で待ち合わせをして、実際に迎えの方法を見てもらう。

提供会員さんの家で預かってもらうのであれば提供会員さんの家へ伺う。

など会員同士が相談をして決めます。

③事前打ち合わせ

提供会員さんは無料で事前打合わせしてくれるので、30分くらいで終わるようにと言われました。

☆メール・LINE交換

電話連絡よりLINEやメールのほうが連絡が取りやすいのでLINEやメール交換も事前打合せでされているそうです。

☆支払い方法

支払い方法についても会員同士が相談をして決めます。
ただし、トラブルを避けるためファミサポからは、
「月の利用料は遅くても月末に支払う」ようにと言われました。

④援助の実施

サポートのお願いは、直接、提供会員さんへ連絡をします。

同時にファミサポへもサポートの内容を報告します。

ファミサポへの連絡は登録したメールで行います。

毎週水曜日など規則性があれば1学期単位や月単位の報告でもOK。

ただし、キャンセルがあった場合はその都度報告が必要です。

サポートが終わると提供会員さんから活動報告書へのサインが求められます。

活動報告書が請求書の代わりにもなるそうです。


以上が、登録会で教えてもらった内容です。

提供会員さんを紹介してもらうのに1週間~10日くらいはかかるそうなので、

事前打合わせまで済ませておくと、困ったときに依頼しやすいです。

ちなみに私の市では、提供会員に対して依頼会員の人数は5倍なのだそうですが、

依頼会員はとりあえず登録だけしている人が多いため今のところ成り立っているそうです。

【説明会で感じたファミサポの印象】

提供会員さんを仲介してもらった後は、同じ提供会員さんとのやり取りになり、

会員同士の相性もありますが、お互い良好な関係でないとサポートが難しくなると感じました。

急なお迎えの依頼なども、提供会員さんとの信頼関係が築けていればよいと思いますが、

度々、そのようなお願いばかりしているとトラブルになってしまう可能性もあるように思いました。

提供会員さんを複数紹介してもらうこともできるようなので、数人紹介だけでもしてもらっておくと、もしもの時に対応してもらえるかも知れません。

民間学童

民間学童では、20時まで預かってもらえるところもあります。

バスで小学校の学童まで迎えに来てくれて、帰りは家の近くまで送迎してくれるところもあります。

英語を教えてくれる学童保育などもあります。

英語の学童保育の金額は、だいたい週5回で7万円くらいでした。

高いように思いますが、私の場合、正社員からパートになって月収が7万円以上減りました。

なので、正社員を続けて英語の学童保育に入れても良かったのではという気もしています。

毎日、英語を話すので、週1の英会話教室よりも確実に英会話の力もつきます。

近くに民間学童がないかも調べてみてはいかがでしょうか?

病気の時の対策は必要です。

インフルエンザなど子供が病気で1週間休まないといけない時は、

ファミリーサポートも民間学童にも預けられませんので、両親や夫の助けが必要になります。

だけど、それは社員でも派遣社員でもパートでも同じかなという気がします。

むしろ、長く勤めている会社の方が有給休暇が沢山あったり、休みやすい環境だったりすることもあります。

新しく勤めた派遣先やパート先でも1週間休んでしまえば、正社員よりクビになる可能性が高くなることもあります。

正社員を退職する前に、何とか続ける道がないか考えてみてもらえたらと思います。

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