抑えきれないイライラ・不安・不眠がだんだん辛くなり婦人科を受診しました。
(※受診内容は私の解釈です。誤りがあるかもしれません)
診察していただいた先生がとても素敵な方で、お話をしているうちに誰にも言えなかった辛さをわかってもらえた気がして…
思わず涙してしまいました。
辛さを理解してもらえて心が軽くなりました。
病院に行って本当に良かったです。
備忘録のためブログに記録します。
以前、別の婦人科を受診したのですが、長時間待たされ、あまり話を聞いてもらえず1度きりで通院しなくなりました。
今回も同じ病院に行くか悩みましたが、小さなクリニックに行くことにしました。
今のクリニックを選んで本当に良かったです。
どこの病院でも治療法や処方薬は、同じかもしれないけれど、
治療を続ける上で、先生との信頼関係は大切です。
行きたくないと思う病院には行かない方がいいですよね。
診察時間は15分くらい。
時間をかけてしっかり診察してもらえました。
今の症状をチェックシートで確認
チェック内容は、こんな感じです。
①顔がほてる
②汗をかきやすい
③顔や手足が冷えやすい
④息切れ・動悸がする
⑤寝つきが悪い、または眠りが浅い
⑥怒りやすく、すぐイライラする
⑦くよくよしたり、憂うつになることがある。
⑧頭痛、めまい、吐き気がよくある
⑨疲れやすい
⑩肩こり、腰痛、手足の痛みがある
⑪トイレが近い
⑫性交時などに陰部に痛みがある
私は、①、④、⑤、⑥、⑦、⑨、⑪が該当しました。
「年齢的にも症状的にも、更年期の始まりかも知れないね」
とのことでした。
なぜ更年期症状が起こるのか模型で説明
卵巣で作られるホルモンが急激に減ることに、体が対応できず様々な症状がおこること。
例えば気温変化で体調を崩すのと同じように、体が急激な変化に対応できずに自立神経のバランスを崩すことなどを教えてもらいました。
(私の解釈です。間違えてたらごめんなさい。)
更年期に差しかかる年齢は、
親の介護や子育て、家族、仕事、お金の問題などを抱える年齢でもあるので、そういったストレスも関与してくる そうです。
以前なら、気にしなかったこともイライラしたり落ち込んでしまう。
特にまじめな人は、ちゃんとしなければいけないという気持ちが強く、だけどできなくて辛くなってしまう。
先生は、
「やらなくても、案外、なんとかなるものですよ!
できなくてイライラするよりもニコニコしておいた方が、うまくいくことが多いですよー。」
と言ってくれました。
精神的なお話までしてくれると思っていなかったので、心が温かくなりました。
治療法も丁寧に教えて頂きました。
色々あるのですが、私の場合は、生理不順だけど生理はあるので、ホルモン補充療法というホルモンを補う治療は、まだしなくてもよいのではということでした。
勧められた治療法は2つ。
①プラセンタ療法
②漢方薬
プラセンタは、ヒトの胎盤から作られたものだそうです。
1個の受精卵をわずか10か月で約3kgの胎児を育て上げるための多くの栄養素や働きを持った、すごい組織だそうです。
よく効いて楽になりますよ。と教えてくれました。
ただし、プラセンタには2つ副作用があるそうです。
1)ヒト由来の臓器から製造されているので、プラセンタ注射を受けた人は献血や臓器提供ができないそうです。ただし、身内や友達など提供を受ける人が許可をしている場合は提供できるそうです。
2)悪寒、発熱、発疹や注射した部位が痛くなったり発赤、青くなることもあるそうです。
漢方薬は種類が色々あって、症状に合った漢方を選ぶそうです。
不安を抱え込んでしまう人に合う漢方や外的要因でイライラする人に合う漢方など。
プラセンタ療法と漢方薬を併用してもいいし、どちらか1つから試してみてもいいそうです。
私はとりあえず漢方薬から初めて見ることにしました。
私が処方されたのは「抑肝散(ヨクカンサン)」とういうお薬です。
試しに2週間飲んでみることになりました。
呼吸法や瞑想、ヨガ、運動も勧められました。
イライラや不安を自分でコントロールするのは難しいけれど、
唯一自分の意志でコントロールできるのが呼吸です。
深呼吸をすると落ち着くとよく言われていますが、呼吸を整えて瞑想することでイライラやストレスを抑えられることもあるので、試してみてとのことです。
アンガーコントロールで、6秒我慢すれば怒りのピークが過ぎると言われますが、私は6秒でイライラはおさまらない!と思っていました。
ですが呼吸を整えて、頭の中を空っぽにして呼吸だけを意識することで、イライラやストレスが軽減するような気がします。
まだまだ雑念はありますが・・・
あとは運動。
仕事をしているから運動は十分と思っていましたが、忙しくてもあえてゆっくり歩いてみると、気持ちが落ち着くような気がします。
血液検査もしてもらいました。
ホルモン値を調べてもらいます。
あと更年期障害と似ている症状の甲状腺の病気も検査してもらいました。
まだ更年期障害は始まったばかり。
ひとりで抱え込まずに治療したいと思います。