ヤマハのピアノ教室で幼児科を終える保護者向けの無料講習会に参加してみました。
講師は、井原明美先生という方で、全国を飛び回っているヤマハ教室では有名な先生なのだそうです。
マシンガントークでとても面白い先生でした。
子供がピアノを続けていく上での悩み事の解決方法を、面白おかしくお話してくださいました。
幼児科からジュニアに移って、挫折する理由の1つは、
楽譜が読めないこと
なのだそうです。
幼児科までは、楽譜が読めなくても何とかレッスンについていけたけれど、
ジュニアに上がると、楽譜を読めることが必須になるそうです。
楽譜が読めない⇒弾けない⇒面白くない⇒やめる
という負のスパイラルで、挫折してしまう子が多いそうです。
楽譜が読める⇒弾ける⇒楽しい⇒続ける
楽譜を読めるか読めないかで、
ピアノを続けるかどうかの分かれ道になるそうです。
そこで、
先生が実際に自分のお子さんに教えた、楽譜の覚え方を伝授してくださいました。
最初に結論。
とにかく、
「頭に音符を焼き付けて覚えること!」
失敗する楽譜の覚え方として、
「ド」から順番に下から数えたりしますが、
楽譜を見ながら弾く時に、数えている時間なんてありません。
とにかく、ひらがなを覚えるように、毎日、音符を見て覚える必要があります。
レッスンでは、音符の勉強をするときに、マグネットボードを使います。
先生も、最初は子供にこのボードを使って教えようとしたそうです。
しかし、
レッスンカバンから、マグネットボードを取り出すだけでも時間がかかる。。。
ボードを開いて、マグネットを置いて、、、
毎日続けるには、ハードルが高くて、先生も挫折したそうです。
そこで、フラッシュカードを使うことにしたそうです。
ポイントは、
毎日続けるためには、とにかく時間をかけてはいけない!
ということ。
最初は、「ど」「れ」「み」のカード、たった3枚から始めるそうです。
夕食前に、3枚カードを用意して、
「ど」「れ」「み」を見てから、
「いただきます。」
これを毎日続けたそうです。
翌日も覚えていたら、1枚だけ「ふぁ」のカードを増やします。
そして、4枚のカードがちゃんと言えたら、翌日「そ」を1枚増やす。
NGポイントは、
最初から沢山のカードを使ったり、増やしすぎないこと。
もう1度、もう1度と、1回に何度も時間をかけすぎるのもNGなのだそうです。
そして、楽しむことが、1番大事。
覚えてたら、「すごぉーーいぃ!」
と、沢山褒めてゲーム感覚ですると良いそうです。
毎日続けたら、3~4か月くらいで覚えられるそうで、
「今から始めたら、ジュニアのレッスンが始まるころには、覚えられるようになりますよ。」
とおっしゃっていました。
フラッシュカードは、
ディズニーや、ヤマハ教室のキャラクターのカードなど色々発売されているそうですが、
先生がおススメなのは、こちらのライオンのカードなのだそうです。
理由は、ディズニーや可愛いキャラクターだと、子供は「絵」に気を取られてしまうから。
このライオンの絵は、
先生曰く、
ライオンが描かれていることすら、子供は興味を持たなかったそうです。
(先生は、このカードを褒めています。)
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しかも1番安い!
だけど、紙はしっかりしています。
もちろん、ト音記号(21枚)と、ヘ音記号(21枚)両方がはいっています。
音階も広いです。
ディズニーが良いならこちら。
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ヤマハのキャラクター ぷっぷるはこちら。
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フラッシュカードをさっと取り出して、
夕食前に1分だけなら、毎日続けられそうな気がします。
ゲーム感覚で、楽しく覚えられたらいいなと思います。