小学2年生から毎週末、日記を書く宿題が出るようになりました。
私は作文が苦手だったので、日記の宿題が嫌いでした。
ですが、娘は少し考えてスラスラと書き始めます。
読んでみると、ちょっとした言葉のチョイスが面白い。
「いよいよー」とか「なんとその時!」という言葉を使って書いています。
娘:
「こういう言葉で場面が変わるねん。」
私:
「場面が変わるってどういう意味?」
本棚へ「かいけつゾロリ」の本を取りに行って見せてくれました。
確かにページの最後の文章が
「そして いよいよー」とか、
「あけようとした そのときー」
「たっていたのは、なんと」
「海からあがってきたのは、」などなど
「かいけつゾロリ」の本は、
次のページに行くとき、つまり場面が変わる時、
早く次のページを読みたくなるように
「わくわく」「ドキドキ」させる言葉を使って、
子供たちを物語へ引き込むようにしているようでした。
そして「オチ」は最初に言わない。
次のページでわかるようにしているのも読み手を引き付けるポイント。
娘の作文を読んでいると、この「場面転換」がなかなか上手だと思いました。
あった事柄を「そして、、そして、、」と単純に説明するのではなく、
読み手に場面を想像させるような、物語のような書き方をしていて読んでいて面白い。
途中、脱線してその説明必要?と思うような長々した文章もありますが、
「さて、話はもどりますが、」と戻ってくるところも笑えます。
「かいけつゾロリ」をお手本していたようです。
算数は苦手だけど、国語はなかなかやるな!
と親バカながら思いました。
娘は本好きにしてくれた「かいけつゾロリ」シリーズに感謝です。
かいけつゾロリのシリーズの中で1番好きなのはどの本?
と聞くと
「かいけつゾロリけっこんする!?」が面白かったそうです。